2018年5月21日月曜日

欲張るとロクなことがないという話。

前回に引き続き先月末の初台碁聖戦のひとり反省会ですが

2局目は割とハッキリここで悪くしたなという局面があり

それ以外の部分はまぁ既に悪いし仕方ないねって感じだったので

決定的敗着のシーンのみ反省して終わろうと思う。

というわけでさっそく



俺の黒番。




1の小目と3のサンサンの構えから

相手の二連星に即サンサンという若干AI風味の立ち上がりから

白38とボウシされたところです。



局後に真っ先にお相手にも指摘されたし

後日改めてみてみるとどう見てもAと打つべき局面なんだよね。

実戦はこれだけ地を稼いでるのにさらに地を貪るBツケを選択。

流石にこれは貪欲過ぎるというかバランス感覚を逸した手だったわ。



1と打って下辺の3子を補強しておく一手ですよね。

2のボウシなら3のケイマでのちのちA辺りの逆襲もありそうだし。



かといって2の方のケイマだったら

3に飛び出していて中央ゆったりまったりくつろげるからね。



実戦は隅の地を欲張って生かされたあとに

12の一撃で△3子が攻められて

もがいてる間に中央に白の厚みが生成されて

上辺から中央にかけてぶち抜きの大模様が完成!

どうにもならくなってからごちゃごちゃと手を付けて

足掻いてはみたけど後の祭りだったね。

この碁は地を気にし過ぎ。



この局面でAと中央補強せずのBツケはどう見ても無策無謀。

こういうことしてるから負けるんだよって感じ。

彼我の力関係を顧みないアホは勝てないという典型でした。

猛省して今後に活かします。

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