2018年10月11日木曜日

ポンヌキ丸呑み作戦は調子に乗ってるよなぁ!?

初台碁聖戦ひとり反省会ラスト1局。

Aリーグだと40分切れ負けで5局も打たねばならんのが

体力的にもキツイけれどここまで2勝2敗で

勝ち越しと負け越しのハザマで揺れてたから

割と最後の1局は良く打ててたんじゃないかな?

とはいえ1手のポカから闇試合が展開されるんだけどね。

俺の白番。



ここまでは割とゆっくりした感じの碁型。

次の一手をABCから迷っていた。







実戦はスベリを選択。

ヨコツケとかを心配してたが

それは杞憂でなおも穏やかな進行。

この時点で単純大場としてABがほぼ見合い。

右上白が攻められる可能性もあるけど

そこについてもCDがほぼ見合い。

といったところ



実戦はこう進み



上辺はちょっとツケで頑張り



2線のツケヒキを連発して地で勝ち切る方針を選択。

4のケイマにはなんとか頭を出したいが

AだとB、BだとAで強引封鎖のニオイ。



というわけで1のツケから仕掛けていく。



実戦は黒やや言いなりで打ってもらえたので

ピッタリとした封鎖を避けつつ根拠の要点でもある

右上隅のサガリに先着できた。

このあたりではやや打ちやすいという印象を持っていた。



ちょっとそれるけど上ハネの抵抗はあったんじゃないかな?

白もAとか受けてるとBとかCとかちょっと位置はわからないけど

中央先着されたら怖そうだから左辺2目取りをお互いに残したまま

中央の戦いに移行するような碁になるんじゃないかな?

こっちの方が展開としては嫌だったので実戦は歓迎。

少し進めてこの局面。



黒も1,3と地で頑張ってきたので

その間に白は2,4のコスミ連打で

下辺の黒△に圧力をかけるプレイング!



しかしツケノビて放置されると△と7で地を頑張られてる分

前図のコスミ連打はぬるかったかもしれないな。



その後ちょっと進めてココ!!

黒が18にハネてきたところです。



ここで白は冷静にひいてて良かったんだよね。

ヨセ勝負にはなるけどコミがものを言いそう。



実戦はこちら。

これだけ白あればポン抜いたところでまる飲みやでっ!!

っていうテンションで2のキリ打ったんだけど

直後に「調子乗ってすみませんでしたぁああ!!」ってなる。



1のノゾキからコウになってしまった。

しかも黒にはAのあたりに結構コウダテがある。

白の一等地の中心で爆弾みたいなデカいコウが発生。

眠れないこの街のど真ん中に愛の爆弾ばら撒いてくるあたり

相手は実はB'zかもしれない。違うけど。

ちょっとコウ争いの図を一個一個作るのがしんどいので

コウがひと段落したところまで飛ばさせてもらう!

キングクリムゾン!!



ということで右下の白地は破られてしまったが

代わりにちょっとだけ中央が白っぽくなった。

おそらくこの時点では普通に打てば

ちょっと黒良しなんだろうけど

切れ負けでお互いにこの時点で1分ちょいしかないので

必然的にここからノータイムのオラオララッシュ合戦となる。



そこで白は中央消しに来た黒を取り込むべく

左辺の黒にモタレ攻め作戦を敢行。



ノータイムラッシュ合戦の最中だから3ついでくれたけど

たぶん冷静になってたら△逃げだしに回られてたよね。きっと。

4の封鎖で相手の手が止まる。



小考ののち1から最後の勝負を仕掛けてきたが

なんとか対応しきったところでお相手氏の投了となった。

この碁はこの日打った碁の中では

盤面にしっかり集中できていたので

全体的に満足度は高めだった。

よって反省点は



ポン抜いても丸呑みだぜッ!!

と調子に乗ったこのシーンのみである。

細かいこと言えばもっといろいろあるだろうけどね。

この日は5局打って何とか勝ち越し。

全体の感想は最初の記事に書いてるので今回はここまで。

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