高目オオゲイマの構えからの変化で
本線の模様や戦いの碁ではなく
途中から実利にシフトした碁を見てみようと思う。
俺の黒番で例の構え、対して白は中国流。
意外とこの対面は珍しいんだよね。
白は△の中国流で右上隅にかかるか上辺A方面に展開されるのが多い。
黒は二間にかかって3のトビ。
白の△がAとかにある時はCも厳しいし中央に寄せてBまでとんだりしてるんだけど
一間の方が下辺打ち込まれたときには固いよね。
この後、白が右辺に割り打って来たので
上辺から詰めて4とスソを払い8の鉄柱まででひと段落。
これで地なら黒悪くないと思うんだけど味は悪いんだよねww
他の人はどう思うか知りたいんだけどこの図どっち持ちかな?
あとスソ払った手で
こっちのツケも打ってみたかったんだけど
AとかBとかだけでみても結構いろいろ変化がありそうで
先手とって下辺に芯を入れられるかよくわからなかったから自重したんだよね。
割打ちに下から詰めて戦うのもちょっと考えたけど
戦いの碁にするなら△のトビが二間の方が役に立ってくれそうなのと
Aのサンサンへの受け方が難しくなるのとでこの図を却下したから
実戦の実利にシフトする進行を選んだんだよね。
後で高目オオゲイマの構えから派生する部分的な変化を
このブログにまとめようと思ってるんだけど
白のサンサンには部分的には目外しの位置に
ジッと鉄柱するのが良いと思ってるんだよね。
だけど上の図だと2のツメと鉄柱がダブり気味だから
別の手を用意しないといけないんだけど持ち時間40分の碁で
パッと出てくるようなもんじゃないからね。
ということで実戦のこの変化が出来上がったわけだ。
今回はこのあと上辺で戦いになってうまいこと中央にフタができたから
完勝と言っていい結果になったけど
上辺で白が戦いを避けたり下辺を先に軽く消しに来たりしたら
もっと難しかっただろうね。
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