2017年12月7日木曜日

もっと早めに見切るべきだったか!

ある日の碁。

俺の黒番。



今1から3に構えたところ。




白は左上隅に侵入。



15まであっさり治まられはしたものの

封鎖して16に回れたのでまだ難しそう。



実戦の3のヒラキではこっちも迷ったんだけど

白の入り方が悩ましくなる代わりに

黒からももう一手かけるぴったりした手がないから

先に下辺に打たれて困ると思ったんだよね。

Aあたりに逃げることになるんだろうけど

Bの打ち込みやらCのカタツキやら睨まれながら

右辺の一団との絡み攻めまで見られちゃうから嫌だったんだよね。



ちょっと進んで白がJ2のところ打ってきた時に

俺は1に抑えちゃってこう進行したんだけど

この1がイマイチだったと思うんだよね。

結果白は黒を攻めながら自然に中央に出ていけてるからね。



ってことで△に見切りをつけて中央に向かうべきだったんだろうね。



実戦も遅ればせながら軌道修正したけど

一度動き出しちゃってただけに苦しいよね。



下辺はセキになったけど外側の白が厚くなっちゃったから

1まで踏み込まれてしまったんだよね。



コレ囲うのは右辺の△が薄くなるのもあって

どう見ても自信無いよなぁ・・・って感じだったので。



殲滅コースへ突入!

まぁ無理気味なのは承知してるんだけど

何もせずに負けるよりは仕掛けるならここでしょ!?



全滅を誓ったならひとまずやることは

何としても外に出さないことだよね。



そして閉じ込めたら目を作らせない!!

この辺も素直に△とってくれたりすれば



こんな感じで意外ともう一眼が怪しいんだけど



流石に色々してくるよね。

まぁ本気で取りに行ってるだけに

相手も必死に生きに来るよな。



その後も奮戦はしたものの



この辺まで来るともう取れそうにないよね。



最後は綺麗に絞られて

このあと黒が繋いだらAに打って辺に一眼確定。

そしてBとCの一眼が見合い。

ってことでうまくしのがれてしまいました。

この碁の反省は石が取れなかったことではなく



ここで下辺の石を捨てて中央拡大に回れなかった判断の暗さですね。

コレだったらまだ勝負になっていたと思います。

しかし強い人の石は死なないですねぇ・・・。

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