2017年8月8日火曜日

世界アマ栃木県大会のひとり反省会

先月末にあった世界アマ予選だけど

一番の敗因は前回の記事の通り

相手の時間切れに気付かなかったことだけど

それはそれとして盤面の反省もしていこう。

その前にちょっというとそもそも県代表決める大会ぐらい

使用する対局時計はデジタルにしてくれないかなぁ?

栃木の規模だったら代表決定戦のみデジタル時計ってことなら

予備も含めて10個あれば十分だろうし

来年から対局時計はデジタルにして欲しいなぁ。

相手の同意があれば持参して使ってもいい気はするけど

アナログ時計かデジタル時計かで勝敗が分かれるようなこともある以上

それはそれでどうなんだろうって思うしなぁ。

さて

ここからは盤面の反省タイムだッ!!

そして序盤早々潰れるから反省ポイントはわかりやすい。



ここが一番の反省ポイントです!




実戦はBとカタをついていきましたが

Aとしっかり守っておくべきでした。

 

こうしてしっかり守ってから打つべきでした。



実戦のカタは場合によってはあるんですが

今回はダメでしたね。

堂々と出切られて△が控えている黒の勢力圏で戦いが起きた上に

□があるせいで右下隅へ向かうシチョウ全般も悪いという

最悪の条件下で戦いが起こってしまいました。

いろいろ変化はあるでしょうけどどれもうまくはいかないので



今後はこのようにしっかり守ろう!という反省の元

盤面は少し先まで進めます。



はい。

一応分断された白の形を悪いながらも整えましたが

2目中央抜かれてるんじゃ完全に潰れです。

とはいえ打ってしまったものはどうしようもないので

対局中はここからでも勝つ道を必死に探します。



とりあえず左上の折衝で黒は△26目の陣地と中央の厚みを得ました。

白はコミ差し引いて20目を残りの4分の3のスペースで追いつかなくてはいけません。



1は打たないとすぐにでも打ち込まれてしまうので仕方ないです。

黒の2,4は優勢意識が出てわかりやすさ重視な感じです。

優勢意識が出てゆるゆるタイムが続くようなら追いつけるかな?

と、この辺ではそこに食らいつこうと思っていました。

5からの7は少しでも追いつこうと頑張ったのですが

ここで9が微妙でしたね。

Aとかで取りに来てくれればBにコスミツケたりして

その後の応手次第ではCに回ろうとか思ってたんですが

優勢意識でゆるゆるタイムとはいえ

流石にそこまでヌルくないですよねww



あーん(´;ω;`)ソコヤメテー

この一間で左辺の一団がいっぺんに弱くなりさらに差が開いた気がします。



しっかりこう打っておくべきでした。

A辺りで2線の白そのまま飲まれたら△交換が悪手過ぎますが

まずは1,3としっかり打って後から手を付けていく方が良かったです。

左辺安定すれば相対的に右辺広げやすくなりますからね。



少し進めて黒右上隅にツケから侵入。

9のカケツギはサガリと比べて地がかなり違うので打ちにくいですが



ヨセコウ残して打つより堅実に勝ち切れると思ったのでしょう。

こうなるとあとは右辺から中央にかけて

どこまで白地をつけられるかの勝負です。



実戦は1に打ちましたが2のトビに対して左辺白が守りを省けないなら

あまり良い手ではなかったです。



手抜いて中央囲い連打は2から6まででとりに来られると

相当険しいと思い打てませんでした。

仮にしのいでも中央荒れて下辺は黒地とか良くないことがたくさん起きそうです。



Bに黒からトバれると守らなくてはいけないのなら

Aに広げた手ではBにトンで置くべきでした。

弱い石を守って利き筋を減らすのが右辺拡大にも役立ちます。

大きなというかわかりやすい反省点は以上なんですが

この碁、最終的には3目半負けだったんですよね。

正直ヨセが難しくて反省しようにもわからないことだらけなんですが

このぐらいの差だったらもしかしたら



この時点では相当紛れていたのではないでしょうか?

ここからなら勝てるヨセがあったかもしれません。

たとえばA~Dだとどれが大きいんですかね?

それとももっと大きなところがありますか?

ヨセウマの民が見ていたらご教授ください。<m(__)m>

というかAとかBみたいな中央の手はともかく

CとかDみたいな手は計算で何目とか出るはずだから

大小がちゃんとわかってないといかんのだろうなぁ。

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