俺の黒番でこんな形の隅の地があった。
相手はここで1と打って来た。
Aからのハネダシと△の生還を狙った手である。
ここで俺はちょっと読んでから1にコスミツケた。
白はAかBだがAには対策があった。
Aのノビには1とタケフで連絡することで
6のサガリが利かず白を取ることができる。
これは読んでたんだよ!
ところがなぜか実戦2につなぎ
同様の進行から1線のサガリがAを見て利き
白が生還して投了となった。
結構細かい碁だったので
タケフに打っていれば白全部持ち込みなので
勝っていたのだが惜しいことをした。
と思ったが実はBの方のオサエで隅は手になっていたのだ。
2のハネが利いて4に渡ると黒は隅の白を無条件では取れない。
一例をあげれば1,3とワリツギを打った時に
Aが渡りを見て利いているのでAを利かして
そのあとは白がBでもCでもコウになる。
となると黒は1のハネに抑えて隅をハネて
絞って渡らせるくらいだけどこれだと△が生還してしまい
前述のとおり細かい碁だったので負けそうである。
なので正しくは1の置きに2と守り
ハネダシのヨセを許すべきだったということになる。
なおハネダシに切るとこうなって4子が落ちる。
白もヨセとして最善はA置きを打たずに単にハネダシだった。
こうなるなら将来5のコスミツケ打った時に白Aと黒Bはない方が良い。
単にハネダシて切られたら
その時に3と置けばABが見合いなので黒が困っていた。
結論としては
白は置きを打たずにこうヨセるべきで
実戦のように置かれた場合
黒は正しくは隅を受けるべきで
置きに対する応手を黒は間違えたけど
そのあと白も間違えてAに打ったのだから
ちゃんとタケフに打てていれば
お互いの間違いの末
黒勝ちルートに入っていたはずなのに
なぜか読んでいた手と違う手を打って負けた。
ということになる。
お互い全然読めてないじゃないか!!
阿呆かっ!!!
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