2018年5月15日火曜日

ポカと悪手のブツカリアイ!!

5月6日栃木県朝日アマ名人戦のひとり反省会を始める!

ではさっそく1回戦から。



俺の白番。

7に対して8とコスミつけたところから。

Aのオサエの時は切ってしまうつもり。






黒が抑えてきた時はこの図で打ってみるつもりでした。

白△とのバランスは割と良さそうな気がするんだけどどうかな?



実戦は黒1(最初の図のB)に下がって躱されました。

結果的に低いハサミに還元した形。



8のカケツギはほっとくのも考えたけど

AだけじゃなくBとかも利いてるのはちょっと嫌だよね。



黒1のヒラキにツケヒキを決めてからカタに打ちましたが

この辺の打ち方はどうだったかな?



普通に開いてトビと替わるのは

下辺の黒の間合いが良い気がしたんだけど・・・。



カタに押し上げてきたので抑え込んでこの進行。



1のキリから下辺封鎖できるならそれなりかなと思ってたんですが

後の打ち方が良くなかったかなぁ?

9のカケツギはAケイマの方が良さそう。

打ってるときBの狙いが残るとかアホなこと考えていまして・・・。



1のハネ喰らって大ショックww

ほっとくと黒2の差し込みで隅が落ちちゃうから

黒のハネは先手で白はハサミツケなんか狙えないんですよね。

だったらAはBにあった方が外側がしっかりしてたと思います。

黒はハネを利かした後に中央3のトビ。



ここで1の押しからノゾキを決めたのが悪手!

6にハネられると△のダメが詰まっていて

白は打つ手に窮してしまっています。



仕方なくマゲから断点を残したままこう進行したのですが・・・。

AとBは決めておかねばなりませんでした。

というのも



コレ実戦進行なのですが5のツケに白は打つ手がないんです。



1と遮るしかなさそうだけどそうしたときに

2のアテから4のキリでAとBが見合いになっていて

4子か下辺一帯の白かどちらかを取られてしまいます。

本当はここで終わっててもおかしくなかったのですが

ここはお相手のポカによって一命をとりとめます。



単に1に切ってきたので2のツギが間に合い

4と下辺を生きる手順に回れました。

結果的に2,3を決めてからAに打った場合に比べて

△の交換が白の得になってるので助け起こされた上に

正しい手順を踏んだ図より得してる展開になりました。



ちょっと進めてこの場面。

今度は白の俺が悪手のお返しをします。

当然Aに伸びるべきところなんですが



実戦は余計なことを考えてBのアテコミ。

1,3で△を取りましたが2,4で上が止まったのが大きい。

後述しますが△取っても白はまだ目の心配すらあるので

ここの打ち方は本当にひどかったです。



打ってるときは1のノビだと

2グズミからのキリがあるのではと思っていたんです。



1,3として攻め合うと4,6と2本這われたら攻め合い勝てません。

かといって切った石もうまいことゲタ等はすり抜けてますし。

などど実戦を打ってるときは悩んだ末に間違えたわけですが



グズミにはトンでれば切る手ないんだよね。

本当にこの日は手が見えてないんだなぁ。

いつも見えてないでしょって説もあるけどな。



実戦進行に戻って1のノビキリに2のノゾキを利かして

4のツメに回ったところ。

右辺の打ち方は相当ひどかったけど

このツメが良いところなので

まだちょっと打ちやすいかなと思ってました。



少し進んでこの局面。

実戦Aにノビましたが強い方を補強する疑問手でした。

Bケイマとかで打つべきだったと思います。



その後中央トビトビで進んで12と打たれたところ。

放っておくと三子取ってても右辺の白の眼が結構怪しいんだよね。



ということで抜きと代わってから

2と上辺へ目一杯のツメを打たれました。



白はブツカリからトビ下がって黒に生きを強要し

7から中央を補強しつつ反撃。

AのツケやBのノゾキがあるので隅はまだ黒地とは言えないです。



実戦もそこに手を付けていき

Aのハネダシ等の味もあってこの白は取れません。

結果白中押し勝ちとなりました。



この11の時点で正しく打たれていたら潰れていた場面に始まり



このAノビを逃したり



ここで強い方から補強するようなAのような手を打ってしまったりと

負けてたら敗着になってるようなミスがいくつもありました。

結果として勝てたのは幸運でしたが

内容的には不出来なもので先行き不安な1回戦となりました。

ひどいひどいと言っていますが

2回戦の方がさらにひどいのでお楽しみに・・・。

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