俺の白番。
16が疑問手で21に対して打つ手がなく既に形勢黒が良さそう。
ほんの20手ほどの間なのに恐ろしいね!
コスミツケてケイマは4にツケられて
AハネはBノビでCのキリとDのオサエが見合い。
かといってCにノビるのはAから押されてても良くない。
ケイマで封鎖も2の急所に来られると白の方が困ってそう。
Aスソ払ってもBキリとりあえず打たれててもいやそう。
これが一番無難な感じもするけど
10でピッタリ連絡された感触は不快そのもの。
ってことABCの直接的アプローチが
どれも良くなさそうなので1のマゲで打つことに。
とはいえ打ちようがないから次善の手って感じだし
この時点で既に良くなさそうなのは確かなので
A(最初の図の16)ではBぐらいに打って
おとなしく進めるぐらいだったのだろうね。
黒は上辺2と急所に迫り右辺3への打ち込みは怖くないよ!の構え。
実際それほど大した手でもなく白の苦しい立ち上がり。
右辺封鎖してみたもののハネツギで楽生き。
しかも白4が省けないしAのツケも結構しびれる。
白としては△に食らいついて打つしかないけど
どっちかっていうと上辺の□のほうが攻めの対象だよね。
ってことで少し進めてこの場面。
上辺は攻めさせて捌くとして1からなんとか△を攻めたい。
しかし相手もそれはわかってるから
1と上からかぶせて隅の地は気にせずに3と手を戻してくる。
1ツケから無理やり中央割いていくけど
この格好じゃあ無理やり連絡をたったところで
攻めるような陽気じゃないんだよな。
結局中央ポンヌキ程度が戦果では話にならず
ついに上辺の白2子が攻めの標的に!
色々工作をしてるけどどうあっても白苦しいのは変わらずの展開。
この辺のシノギは目一杯頑張ったとは思うんだよね。
相変わらず苦しいけど原型を考えれば凌いだ方だと思う。
まぁそれでも元が悪いだけにまだ苦しいのだけれど。
と
ここでなんとお相手黒から驚きの大悪手が登場!
うへぇっ!?!!
うひょひょwwこれはちょっとやる気出てくるわww
とはいえ元が悪かっただけにまだまだ地合いでも
黒やれちゃいそうなんだけどね。
いったん実戦から離れて正しく打たれていた場合なんだけど
3のカケツギから5に打ってくるよね。
ただ6のアテには
つないじゃうと割り継がれてABが見合いで取られちゃうから
1と打ってコウになるんだろうね。
このコウは負けると上辺白の眼が怪しいから黒の花見コウだね。
というか上辺の眼どころか白色々やばいねww
何でこの碁勝てたんだろうね?
少し進んでこの局面。
相手の大ポカがあってすらまだ黒が打ちやすそうな状況。
どんだけ序盤悪かったんだマジで・・・。
まぁそれはともかく1のツケから隅に手をつけに行ったところ。
黒は1,3と受けてきたんだけど
ここでヨセ勝負にするなら
Aにカケツいで打つぐらいかもしれないけど
それだと形勢に自信がなかったのでBから△を取りに行きました。
この辺はともに一本道。
で、このコウ。
白は1をコウダテにして黒は2の解消。
3に対して4と取っての大フリカワリとなりました。
この折衝はどっちが得したんですかね?
いまだによくわからないんですが?
しかし中盤相手のポカで2眼生きになった石が
ここにきてまさか取られるとは・・・。
この辺切れ負けの碁のツラいところで
時間がない為お互い形勢わかってませんでした。
とは言え肌感覚だけでいえば足りなそうっていうのはあったので
なんとか左辺を割りに行きました。
黒も1で目一杯受けてきたので
玉砕覚悟の最後の勝負です。
実戦はこの白6に
1と抑えたので2に渡って手になりました。
投了と同時にちょうど時間も切れました。
白中押し勝ちです。
ただコスミツケとかでも
白は手にできてなかったみたいなんですよね。
上は一例ですがABが見合いになってます。
この碁は序盤早々悪くしてしまって
そのままずるずるの展開だったのですが
上辺相手の大ポカに助けられ延長戦になり
その後は大コウでのフリカワリや勝負手への対応ミスなどがあり
なんとか勝つことができました。
しかしこの碁も内容的には1回戦同様
負けでもおかしくない碁なんだよね。
というかむしろ勝ってちゃおかしい碁とすら言えるかもしれない。
こんな調子で大丈夫なんだろうか?と思いつつ次回へ続く。
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