2018年3月2日金曜日

【ジャンボ反省会2018】最後の瞬間まで油断しちゃダメ!【1局目】

ジャンボ囲碁大会のひとり反省会を始める!

1局目の相手は新宿囲碁センターチーム。

俺の黒番。


11でAなら普通の進行。

しかし空き隅もあるし

ノゾキ一本での手抜きも考えられるから

その中間ぐらいの手を選択。

まぁこの辺は趣向の範疇かな。






続いて相手は即カドで手抜き?をとがめに来ました。

Aさえぎるのが一番普通の対応だと思うけど

実戦はBの押しを選択。

理由としては



単にさえぎるとこんな相場かなと思ったんだけど

この時△が目一杯のツメになってないのが不満かなと。



白が押しに対して渡ってくればこんな風にするつもりで

これなら左下とのバランスが良いから

白に多少地を増やされても不満無さそう。



ってことで実戦は押しを決めてから渡りを止める進行に。



ここでもシマリに戻して△をじっくり攻めるのが良かったです。



実戦は1と飛んじゃったんだけど

2のマゲからあっさり治まられて

12に回られると甘かったです。



左下はいろいろあるかもしれないけど

とりあえず先手で外回り固めて13から中央を広げました。



右上はよくある定石通り進んで

10に回ればまだやれると思ったんですが



すぐにここに侵入されて意外と困ってしまいました。



コスんで渡りを止めても簡単に治まってしまいそうなので



実戦は上からツメて



中央を強引に止めましたが14,16が省けず後手に。

しかし先手を得た白の17は

さすがに左辺割るべきだったんじゃないかな?

右辺に回るチャンスを得た黒ですが

A、B辺りに開くべきか?Cとシマリを打つべきか?

ここは色々あるんでしょうけど実戦はCを選択。



4のトビまで進んだ時に

実戦はABCの進行を考えてコスミツケました。



しかし単に1のトビの方が良かったですかね?



というのも実戦はコスミツケに対して2のハネから



こんな風に進んで6のカタツキを打たれて失敗だったと思いました。

1はともかく3ではAあたりに打っておくべきでした。

右辺が平たんになって中央が安定してはまずかったです。



少し進めて右辺へこまされはしたものの

1に回れればまだ良い勝負ではあるようです。

この手に白はさえぎれません。



1にさえぎると2のナラビでAとBの断点が見合いです。

えー。はい。

この辺までは地合いが割と良い勝負のようで

細かいなぁと思いながら寄せていたんですが

終局直前に事件が起きました。

時間に追われていたこともあり手順の再現は省きますが

最後の半コウをつないでダメだけになった時に

「終わりですね」と言って相手が時計を止める動作をしたんですね。

ちゃんと止まってなかったので俺が止めたんですが。

そのあとなんです。

両者終局同意後の時計を止めてからのダメ詰めの時に



ここで



こう打たれて



よその手入れが必要な場所に打ち

3と打たれてAのところに1目作られてしまったんですね。

ちゃんと見てない俺が悪いっちゃ悪いんですが

時計止めて終わりにしてから

1目出来る形でダメ詰めに行くのって

あまり良いことじゃないよね。

とはいえこれは団体戦。

個人戦なら油断してた間抜けが俺だったってだけの話だけど

一応この1目でチームの勝敗が動く可能性がある以上

「終わりって言いましたよね」

とは言ったんですが

「別に2手連打したわけじゃないし
 交互に打ってるんだから問題ないでしょ?」

とのこと。

7勝7敗とかだったらまずいので

一応チームの勝敗だけ確認したら

負け確(8敗はしてた)のようだったので

1目作られた状態で整地。

結果盤面6目差。

俺の半目負けとなりました。

ぶっちゃけ時計止めないでダメ詰めまで押して打ってたら

普通に気付いてたと思うんですよね。

とすると相手もちょっと足りないの気付いてて

あえて時計を止めてから油断させてグサリッ!!

ってことだったんじゃないですかね?

最後まで油断しちゃだめですねぇ・・・。

この碁の一番の反省はそこです。

最終的なチームの勝敗は3-12。

まじで7-8とかじゃなくて良かった。

ゴンさんと対峙した時のピトー張りに

こんな負け方がチームの勝敗に絡まなくて良かった…‼

って思いましたね。

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