心理的にというかこの日一番不出来な碁でした。
俺の黒番。
開幕敗戦スタートを引きずって序盤早々にコウで失敗します。
左下隅が固まった代償が左辺の突き出し程度ではひどかったよね。
この時点で白は左辺の黒攻めながら右辺展開してれば
問題なく優勢だったと思うんだよね。
こんな感じで打ってても
黒地が仮に上辺45として下辺15としたら
盤面でも全然怪しそうだよね。
そんなわけで
まさかの2連敗スタートが頭をよぎった直後に
白のヤキモチプレイがさく裂!
これは劣勢であろう黒としては大歓迎って思ったし
この碁は流石に負けられないねって思っちゃったんだよね。
実際2のボウシから△2子が攻めのターゲットになって
黒がかなり盛り返してきたよね。
上辺入ってきた白を閉じ込めて生かして右辺目一杯のツメで
最初「終わったわ~」って思ってた局面から
一気に黒良さそうな局面まで来ちゃったもんだから
ここからめちゃくちゃ楽観しだすんだよねww
心理的にひどい内容ってのはそういうところ。
とりあえず白は打ち込んでくるんだけど
これ自体は歓迎で今度は△の一団が攻めのターゲットに。
ところがここで俺の攻める方向がおかしい。
1ってなんだよ!1ってぇ!!
流石にAの断点なんて気にしてくれるわけないし
そりゃ2にかけてくるよ。
ここはこっちから打って白に守らせて
調子で3とか打つところですよ!!
これなら打ち込んできてた白の3子とも絡み攻めっぽくなるし
下辺の黒地も盛り上がるし全然良かったです。
攻めの方向音痴を発揮して形勢は闇試合になってしまいました。
でも打ってるときはまだ楽観してたんだよね。
これ反省として厳しく書いとくけど
最初の上辺の打ち込みみたいな手打ってくる相手に負けられない!
みたいな感情が冷静な形勢判断の邪魔をしてるんだよね。
これが自分の打った碁じゃなくて
途中経過の詳細無しに↑の局面見せられたら
そこまで黒良いとは思ってないはずだからね。
で
楽観して相手をなめてるから
打つ手も適当になってるんだよ。
あたしってほんと、バカ。
ってやつだね。
で
このあと
1のノゾキを決めてから3を打つって読んでたはずだったんだよ。
すると△2子を取り込んで左辺の黒が安定することができる。
ところが実戦はABの交換を打った気になって忘れたまま
黒1,3を決行しちゃったんだよね。
で4にハネられるとCに切る手がない。
この時点でのAはDのツケコシで打たれちゃう。
黒1,3決める前のAならDからツケコされたら中央厚くなるし
隅からのハネが残るから不満無かったんだけど
この手順だとAノゾキもう間に合わないんだよね。
結果として渡ることはできたけど
△も含めた全体の眼が怪しいせいで
黒は中央に逃げ出さなければ
いけなくなってしまったんだよね。
で左辺の石が追いかけられてる間に△に白石が来て
黒地の付きそうだった中央がガラガラになり
さらに下辺1のスソにも回られてしまう。
これは流石にゲームセットだよね。
この図と比較したら20目ぐらい違うもの。
というか
実戦で2目半負けだったってことは
やっぱり黒めちゃくちゃ良かったのでは!?
こういう本来勝ててたであろう碁を
冷静に打てずに落とすっていうのはやっぱり良くないし
反省して今後に活かしたいとは思うんだけど
楽観とか油断とかって
どんな状況でも絶対しないってのは
難しいとも思うんだよね。
それでもこの碁はあとで見返すと
最初から最後まで盤上に没頭できてない感が半端ないし
大いに反省すべきだけどな!
この碁は現状、今年一出来の悪い碁と言っていい。
不出来な碁ランキング2018の更新がないことを願う。
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