この碁についてはちょっと最後のヨセで気になる部分があったので
そこの部分の話をしようと思う。
俺の白番。
ちょうど小ヨセに入ったぐらいの局面。
上辺のハネツギを決めてから白5とでたところ。
打ってるときは盤面でもちょっと白良いぐらいに思っていた。
ここで本来緩めるべきところを黒が1とおさえてきたので
2の出から4とハネダシ
△の2目を取りつつ黒地を破ることができた。
その後黒は1の大ザルなどを打ちヨセたが
結果は白の10目半勝ちとなった。
めでたしめでたし。
んん?
ちょっと待って!
10目半ってことは盤面4目勝ちってことだよな?
右辺の黒地を破る前で既に盤面でちょっと良いのでは?
と思っていたのが間違っていたのか?
仮にこの部分だけで正しいヨセを想定するなら
1に引き2のハネを利かしてから白4,6などだろうか。
このあとT8が白の権利、Q1が黒の権利として
おそらく上図のような形で落ち着くと思われる。
この図は白△が9。黒□が13。(どちらもハマ込)
そして実戦の進行がこの図。
こちらは白△が9。黒□が11。(どちらもハマ込)
だとすると黒は2目しか損してなかったということになる。
相手の方も破られて大損したと思っていたようだし
俺ももともと良さそうとはいえ
ここでハッキリ勝ったと思ったのだけれど。
右辺破るために下辺の2線に黒石がいって大ザル打たれたから
見た目ほど差がついてないって話なんだろうな。
それにしても右辺破れた図と2目しか違わないってのは驚きだな。
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