碁会所で妙に感心したヨセの話

この間、碁会所で打った時の話なんだけど

ヨセで妙手を打たれて妙に感動してしまったんだよね。

もう小ヨセの段階だったんだけれど

上手いなぁと思っちゃったんだよね。

ちょっと格好は違うんだけど筋は再現してある図がこちら



この黒に対してのヨセなんだけど…。




この置きうまくない？



黒はAにさえぎれないんだよね。



さえぎると上図７までコウになってしまうからね。

いやぁ～

上手いヨセがあったもんだよね。

この置きが見えなければ



普通に外からヨセていくしかなくて実戦とは1目違うんだよね。



そう、コレ。すげー妙手っぽいのに1目得するだけなんだよね。

けど、だからすごいって話でもあるんだよ。

この碁は持ち時間30分の早碁でヨセの段階では時間も切迫していたわけで

そんな中1目得する妙手を発見して打てるっていうのがすごいなぁと。

逆に言えばヨセでの1目の損得なんて結構見逃しがちってことなんだよ。

こういうのを時間無い碁でもきちんと見付けて打てるっていうのは

見習いたいところだよなぁ。